週末プラモ屋プロジェクトのコンセプトについて~介護職の居場所に~

令和6(2024)年度

先日、週末プラモ屋プロジェクトのコンセプトについて簡単に説明させていただいておりましたが、私のベースは「介護」です。

なぜ介護からプラモ屋なのか?もう少し説明をさせて頂きます。

介護職の休日

ケーライブは現在、訪問介護のみのサービス提供です。

ほぼ日中で、深夜や早朝のサービス提供はほとんどありません(というか出勤できるスタッフが確保できない為、提供できません)。

しかし、一般的に介護職と言えば夜勤ありきの職場が多いかと思いますし、私自身もキャリアのスタートは介護老人保健施設(老健)でした。

当然、夜勤にも入っていました。

私は基本的に寝つきが悪いので、夜勤の時にはただ横になっているだけで殆ど寝たことがありませんでした。

ですから夜勤明けの朝(といってもなんだかんだで10時過ぎ・・・)は眠くて眠くて、車を運転して帰るのも大変なくらいでした。

そうして家に帰るとすぐに寝てしまい、起きると夕方・・・

夏なら夕方もまだ明るいので、これから誰か誘ってどこかに出かけようという気も起きますが、日が短くなってくるとそれすら億劫です。

というか夜出かけるといったら、飲みに行くとかカラオケ行くとかですよね💦

ただ、お酒だとお金も無くなりますし、そもそも当時の私はあまりお酒が飲めませんでした(今は何とか止めたい!というくらい溺れていますが・・・)

そんな時に少しドライブがてら出かけて、少しジュース(コーヒーは苦手です)でも飲める「居場所」があったらなぁ・・・と思っていたのです。

目的は居場所、プラモは手段

先にお伝えしていた通り、わたしは行きつけに憧れていましたし、青森にお酒抜きで夜に、しかもあまりお金をかけずに楽しめる場所を提供したいという想いがありました。

もちろん、介護職だけではなく夜勤のある仕事をしている方は多くが同じ様な状況にあると思いますし、なんなら、今は仕事をしていなくて悶々とした夜を過ごしている方も多くいるのではないかと思います。

そういった方たちが少しでもこの場所で日々の生活に楽しみを見出してくれたらいいな、という想いがこのプロジェクトの本質です。

高齢者だけではなく、そこで働く介護職の居場所を

介護の世界では、高齢者の居場所は色々な施策がなされています。

カフェや様々な工夫がなされているデイサービス、施設のレクなど・・・

しかし、そこで働く介護職の居場所はどこにあるのか?

それは、実際に介護の現場に関わっている私たちが提供すべきではないのか?

今はまだプラモだけですが、この先にはさらに色々な「居場所」のための手段も考えていきます。

皆さんが、健康に日々の生活に少しの楽しみを見出してもらえるように・・・

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